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◎当院通院中で、新型コロナワクチン接種を検討されている方へ

当院通院中で、新型コロナワクチン接種を検討されている方へ

皆さまから「新型コロナワクチンを接種しても大丈夫?」という質問を多くいただいております。

日本産科婦人科学会等からは、「新型コロナワクチンは、現時点で妊婦に対して短期的安全性を示す情報が出つつあるが、中・長期的な副反応や胎児および出生児への安全性に関しては今後さらに情報収集が必要である」としながらも、新型コロナウイルス感染時に妊婦の一部で重症化することから、「現時点では世界的に接種のメリットがリスクを上回る」との提言が出されています。妊娠を希望する女性も妊娠前にワクチン接種が望ましいとされています。

今後新型コロナワクチン接種の機会が広がっていく中で、みなさまの参考になればと思い、当院の方針を下記にお示しいたします。
なお、新型コロナワクチン接種についてはご本人の意思であり、強制されるものではございません。

Q. 妊娠中も新型コロナワクチン接種は大丈夫?
A. 妊娠初期を含め妊婦さんと赤ちゃん双方を守るとされています。また、母児への重篤な合併症が発生したとする報告はございません。
妊娠中でもご希望の方はワクチンを接種することができます

Q. 妊娠の可能性があっても新型コロナワクチン接種は大丈夫?
A. 妊娠の可能性があってもワクチン接種は特に制限しておりません。(ご不安な場合は医師にご相談ください。)
また、ワクチン接種の際には妊娠判定の確認は不要とされています。

Q. 新型コロナワクチン接種の途中で妊娠が分かったら?
A. 通常どおり、1回目から約3週間後に2回目のワクチン接種を行なってください。

Q. 入院や分娩により、途中で新型コロナワクチン接種を受けられない場合は?
A. 2回目を延期していただいて構いません。接種可能な状況になってから計画してください。
分娩後特に期間をあける必要はございません。体調が整い次第ワクチン接種を受けて下さい。

Q. 授乳中の新型コロナワクチン接種は大丈夫?
A. 問題ございません。発熱などの副反応が出ても授乳中止の必要はございません。体調に応じて授乳が負担な場合は一旦授乳を休止し搾乳等で対応していただいても構いません。

Q. 流産手術や子宮内膜ポリープ手術を予定している場合は?
A. 手術前3日以内のワクチン接種は控えて下さい。
ワクチン接種後(特に2回目)の副反応で手術をやむをえず延期・中止する可能性があります。
手術後は7~10日後の診察で異常がないことを確認してからワクチンを接種して下さい。

Q. 風疹など他のワクチン接種を受ける場合は?
A. 新型コロナワクチン接種後2週間以上間隔を空けて他のワクチンを接種してください。
  先に風疹ワクチン等を受けた場合は、接種した病院の指示に従って期間を空け、新型コロナワクチン接種を計画してください。
新型コロナワクチン接種後、長期の避妊期間が必要とはされていません。

Q. ピルなどのホルモン剤内服中に新型コロナワクチン接種は大丈夫?
A.  問題ございません。事前に休薬する必要もございません。
 

               <当院で新型コロナワクチンを受けられる方へのお願い>

* 当院での新型コロナワクチン接種の対象は当院の診察券をお持ちの方のみです。

* 各市町村より新型コロナワクチン接種券が届きましたら、当院受付またはお電話で予約して下さい。(日時は当院より指定となります。)

* 新型コロナワクチン接種当日院内にお入りいただけるのは、接種者ご本人のみです。

* 新型コロナワクチン接種後によく見られる副反応は、発熱、悪寒、倦怠感、筋肉痛、頭痛などで、2回目の接種後により症状が出やすいようです。ご希望の方には事前に解熱鎮痛剤(妊娠中も使用可能)の処方(自費)も可能です。当日医師にご相談ください。

* 新型コロナワクチン接種に関するご相談はお電話ではお答えできません。必ず事前に医師に直接ご確認ください。

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      ―人工授精を予定されている方へ―

現在の所、新型コロナワクチンが卵子や精子に直接影響を与えるという報告はございません。そのため人工授精前のワクチン接種は制限しておりません。ただしワクチン接種後(特に2回目)の副反応でやむをえず人工授精がキャンセルになる可能性がございます。男性の方が発熱した場合も、当日精子をお預かりできません。
内服や注射での排卵誘発を併用されている場合、ワクチン接種日を事前に医師にお伝えください。

人工授精後から妊娠判定までの期間のワクチン接種は特に制限しておりません。 
(ご不安な場合は接種を見合わせて頂いて構いません。)
月経が遅れている場合は市販の妊娠検査薬で確認後、ワクチン接種されることをお勧めします。

     ―体外受精・胚移植を予定されている方へー

新型コロナワクチンが体外受精・胚移植に直接影響を与えるという報告はございません。
そのため、現在不妊治療中の方もワクチン接種を検討して下さい。
ただしワクチン接種後(特に2回目)の副反応でやむをえず採卵や胚移植がキャンセルになる可能性があるため、以下の点にご注意下さい。(副反応であっても発熱時には院内にお入りいただけないため、重要な診察が受けられない場合があります。)
  
・ 自然周期の採卵や自然周期胚移植前、3日以内はできればワクチン接種を控えて下さい。
・ 採卵スケジュール(クロミッド内服、注射)開始後はワクチン接種を控えて下さい。
・ ホルモン補充周期胚移植のスケジュール中はワクチン接種を控えて下さい。
・ 男性の方も採卵前3日以内のワクチン接種はできればお控えください。(発熱時は精子をお預かりできません。)
・ 採卵後3日以内はワクチン接種を控えて下さい。(採卵の影響かワクチンの副反応か判別のため)
・ 胚移植後から妊娠判定まではできればワクチン接種を控えて下さい。

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